またぎ歯厚の計算(平歯車・はすば歯車、またぎ歯数)

モジュール・圧力角・歯数・転位係数(はすば歯車はねじれ角も)から、またぎ歯数とまたぎ歯厚 W を出します。歯厚の管理・測定に。

結果

理論のまたぎ歯数 kth—
使うまたぎ歯数 k—
またぎ歯厚 W—mm
測定に必要な歯幅の目安(はすば)—mm

W = m·cosα × {π(k − 0.5) + z·invαt} + 2x·m·sinα(平歯車は αt = α)
k は理論のまたぎ歯数 kth に最も近い整数

またぎ歯厚 W の測り方
W(またぎ歯厚)円板形アンビル(歯厚マイクロメータ)赤い点で歯面に当たる(基準円の近く)123k = 3 枚をまたぐ一点鎖線=基準円 点線=測る向き(基礎円の接線)

k 枚の歯をまたいで、外側の 2 つの歯面に平らなアンビルを当てて測る長さが W です。測る向きは基礎円の接線の方向で、アンビルは基準円の近くの歯面に当たります(図は z = 24・k = 3 の標準平歯車を計算どおりに描いたもの)。

✎使うときの注意

計算式は下の出典の公開技術資料に合わせ、資料の計算例と一致することを確かめています。設計・検査に使うときは、図面や規格の値で確認してください。

⚙ほかの歯車の計算

📚出典

  1. 小原歯車工業(KHK)「歯車技術資料(web版)4.1 平歯車・ラックの寸法計算」
  2. 協育歯車工業(KG)「技術資料(PDF・176ページ。歯車の基礎・転位・かみ合い率・歯厚の測定・精度・各種歯車の計算)」