ボールエンドミルの切削条件(有効径・回転数・カスプ高さ)
ボールエンドミルは、切り込みが浅いと実際に削る直径(有効径)が工具径より小さくなります。有効径から回転数を出し、ピックフィードからカスプ高さ(削り残しの山の高さ)も出します。
◠ボールエンドミルの計算
有効径 De—mm
主軸回転数 n—min⁻¹
送り速度 Vf—mm/min
カスプ高さ h—µm
外周での周速(参考)—m/min
De = 2 × √(ap × (D − ap)) (ap ≧ D/2 なら De = D) n = 1000 × Vc ÷ (π × De) Vf = fz × z × n h = R − √(R² − (Pf/2)²) (R = D/2)
使うときの注意
- 工具を傾けずに平面を削ると、先端の中心は周速がゼロになります。傾斜加工やワークの傾きで中心を避けると仕上がりが安定します(5軸加工で工具を傾ける理由のひとつです)。