MONTHLY DATA毎月のデータ観測 2026年10月号

2026年9月分までの数字(2026年10月15日時点で公表されていたもの)。最新値・前月比・前年同月比と直近 24 か月のグラフだけを、一次資料から載せています。読み方や背景は各系列の解説記事へ。

この号の数字(各系列の最新月)
系列最新月値前月比前年同月比
工作機械の受注
受注総額
2026年9月
速報
2,232 億円/月+12.8%+60.4%
工作機械の生産
生産金額
2026年7月
確報
990 億円/月+0.5%+22.1%
超硬工具の生産
超硬工具 7 品目の計
2026年7月
確報
372.9 億円/月+11.4%+43.5%
タングステンの価格(APT の輸入単価)
輸入単価
2026年8月
速報
33,309 円/kg+6.1%+467.3%

1. 工作機械の受注2026年9月分(速報)

日本工作機械工業会の会員企業が受けた工作機械の注文の金額(月計)。出所:日本工作機械工業会(日工会)

受注総額

2,232億円/月

前月比 +12.8%前年同月比 +60.4%

内需(国内から)

639億円/月

前月比 +24.1%前年同月比 +46.5%

外需(海外から)

1,593億円/月

前月比 +8.8%前年同月比 +66.8%

2026年9月の受注総額は、直近 24 か月でいちばん多い値です。

05001,0001,5002,0002,500億円/月24/1025/1471026/14792026年9月を黄色で示す・濃い緑=内需、薄い緑=外需・点線の枠=速報
直近 24 か月(2024年10月〜2026年9月)。
月ごとの出典(7 件)

くわしい解説は 工作機械の受注(年間の過去最高との比較・地域別・業種別) へ

2. 工作機械の生産2026年7月分(確報)

国内で生産された金属工作機械の金額(経済産業省 生産動態統計の品目 0101〜0122 の生産金額の合計)。出所:経済産業省(生産動態統計、e-Stat)

生産金額

990億円/月

前月比 +0.5%前年同月比 +22.1%

この号の時点で公表されているのは2026年7月分までです(確報は翌々月の中旬に e-Stat へ。このページは確報だけを使う)。

02004006008001,000億円/月1025/1471026/1472026年7月を黄色で示す
直近 24 か月(2024年8月〜2026年7月)。品目別の生産金額をケズリバが合計(加工)
月ごとの出典(3 件)

くわしい解説は 工作機械の受注と業界の動き へ

3. 超硬工具の生産2026年7月分(確報)

国内で生産された超硬工具の金額(経済産業省 生産動態統計の機械工具のうち、超硬バイト・カッタ・ドリル・エンドミル・その他・チップ・サーメットチップの 7 品目の合計)。出所:経済産業省(生産動態統計、e-Stat)

超硬工具 7 品目の計

372.9億円/月

前月比 +11.4%前年同月比 +43.5%

うちチップ(サーメットを含む)

215.8億円/月

前月比 +16.2%前年同月比 +58.4%

うちドリル・エンドミル

104.8億円/月

前月比 +5.2%前年同月比 +25.2%

2026年7月の超硬工具 7 品目の計は、直近 24 か月でいちばん多い値です。

この号の時点で公表されているのは2026年7月分までです(確報は翌々月の中旬に e-Stat へ。このページは確報だけを使う)。

0100200300400億円/月1025/1471026/1472026年7月を黄色で示す
直近 24 か月(2024年8月〜2026年7月)。品目別の生産金額(千円)をケズリバが合計し、百万円に直した(加工)
月ごとの出典(3 件)

くわしい解説は 超硬工具の値上げ(各社の価格改定と原料) へ

4. タングステンの価格(APT の輸入単価)2026年8月分(速報)

日本に輸入されたタングステン酸塩(パラタングステン酸アンモニウム=APT を含む、統計品目番号 2841.80-000)の 1 kg あたりの平均。輸入金額÷数量。出所:財務省(貿易統計)

輸入単価

33,309円/kg

前月比 +6.1%前年同月比 +467.3%

この号の時点で公表されているのは2026年8月分までです(輸入の 9 桁の品目は翌月末ごろに速報、その後の確報で直ることがある)。

010,00020,00030,00040,00050,000円/kg1025/1471026/14782026年8月を黄色で示す
直近 24 か月(2024年9月〜2026年8月)。輸入金額÷数量をケズリバが計算(加工)。相場そのものではなく、その月に入ってきた分の平均。数量が少ない月は振れやすい
月ごとの出典(1 件)

くわしい解説は タングステン高騰と超硬工具(相場・輸出規制・中国の割合) へ

5. 工具の価格改定

2026 年 9〜10 月に発表または実施された改定のうち、メーカーのお知らせで確かめられたもの。6 月以前の各社の改定は解説記事の表にまとめています。メーカーが自社のお知らせ・ニュースリリースで公表した改定だけ(発表日・実施日・改定率)。率はメーカーからの販売価格の改定で、販売店の売値ではない。報道だけの情報は載せない

住友電気工業(ハードメタル事業):2026年10月1日受注分から(発表 2026年8月7日)
対象改定率
超硬インサート(超硬製の部品を含む)+25%以上
サーメットインサート+5%以上
スミボロン・スミダイヤ工具製品全般+5%以上(一部は個別設定)
ソリッドドリル・エンドミル・超硬製ホルダ類−25〜+10%(工具径による)
先端交換式ドリルヘッド−20〜0%(工具径による)
その他の超硬製素材・工具製品0%〜+15%
鋼製工具製品(ホルダ・カッタ・部品)+10%以上

出典:住友電気工業「ハードメタル事業製品の価格改定について」(2026-08-07)

各社のこれまでの改定と原料の動きは 超硬工具の値上げ(各社の価格改定) へ