長さを測る

デプスマイクロメータDepth micrometer

別名:替ロッド形デプスマイクロメータ

デプスマイクロメータを使っているところのイラスト

≡規格・測定範囲・精度

規格
JIS B 7544:1994 デプスマイクロメータ、ASME B89.1.13 Micrometers(デプスを含む)[1][2]
測定範囲
  • byMaker
    • ミツトヨ DMC(129-109 ほか) 0〜50 / 75 / 100 / 150 mm(替ロッド)
[5]資料1件・参考
最小表示量・目量
  • byMaker
    • ミツトヨ DMC 最小表示量 0.01 mm
[5]資料1件・参考
精度(器差・最大許容誤差)
  • byMaker
    • ミツトヨ DMC60(ベース幅 60) 基準面の平面度 1.3 µm、測定面の平面度 0.3 µm
  • 考え方 指示誤差の数表は未確認
[5]資料1件・参考

▦種類

単体形・替ロッド形・目盛付ロッド形

[3][4]

デジマチック形

[4]資料1件・参考

◎各部の名称と役目

#名称英語役目
1ベース(基準面)Base / reference face品物の上面に押し当てる。面積が広い。[3][4]
2ロッド(測定面)Rodスピンドルの先に付け替えて範囲を変える。[3][4]
3シンブル・スリーブ・ラチェットストップThimble, sleeve, ratchet stop[3][4]
4ロッドカラーRod collarロッド交換時、スピンドル端面との接触部のごみを取る。[4]

◷目盛りの読み方

  1. 目盛は外側マイクロメータと逆向き。スピンドルが出た長さを読む[3]
  2. 1 µm 単位は外筒基準線とシンブル目盛線の重なり量で読む[4]

✋使い方の手順

  1. シンブルを全行程回して作動を確認し、基準面・測定面のごみを取る[4]
  2. 精密定盤など平面度の保証された面に基準面を押し当て、ラチェットストップを 3〜5 回転させて基点を確認する。基点が 25 mm 以上ならゲージブロックを使う[4]
  3. 基点がずれていればスリーブ(外筒)を回して合わせる[4]
  4. 穴の深さを測るとき、底が見えないことが多いので、ベースを動かして何回か測り、ロッドが底に当たっているか確かめる[3]
  5. 正面から読み、長時間使うときは定期的に基点を確認する[4]

!よくある測定ミスと対策

基準面のごみ・油・かえり

なぜベース面積が広いので影響しやすい

対策品物の基準面を清掃しかえりを取る[3]

✓手入れ・保管と点検・校正

手入れ・保管

点検・校正

⇄関連する器具

📚出典

印のない内容は、別々の発行元の資料 2 つ以上で一致したものです。手順や注意は資料をもとにケズリバの言葉でまとめ、図はケズリバが描いたものです。精度の値は JIS の数表ではなく、メーカーの公表値です。

  1. 日本規格協会「JIS B 7544:1994 デプスマイクロメータ(書誌)」
  2. ASME「ASME B89.1.13 Micrometers」
  3. 新潟大学「新潟大学工学部 技術職員 実習テキスト 第1章 工作測定」
  4. ミツトヨ「替ロッド形デプスマイクロメータの使い方」
  5. ミツトヨ「デプスマイクロメータ DMC 129-109 仕様」