限界ゲージ

限界プレーンゲージ(栓ゲージ・リングゲージ・はさみゲージ)Plain limit gauge (plug / ring / snap gauge)

別名:限界ゲージ、栓ゲージ、プラグゲージ、リングゲージ、はさみゲージ、通り止まりゲージ、GO/NO-GO ゲージ

限界プレーンゲージを使っているところのイラスト

≡規格・測定範囲・精度

規格
JIS B 7420:1997 限界プレーンゲージ[1][2]
測定範囲
—公開資料で確認できず
最小表示量・目量
  • 説明 目盛はなく、合否だけを判定する
[2]資料1件・参考
精度(器差・最大許容誤差)
—公開資料で確認できずゲージ公差の数表は確認していない

▦種類

プレーンプラグゲージ(穴用):通り側・止り側

[2]資料1件・参考

プレーンリングゲージ(軸用):通り側・止り側

[2]資料1件・参考

プレーンはさみゲージ(軸用)

[2]資料1件・参考

記号:PP(プレーンプラグ)、PR(プレーンリング)、PC(プレーンキャリパ=はさみ)

[2]資料1件・参考

◎各部の名称と役目

#名称英語役目
1通り側(GO)と止り側(NOT GO)Go side / Not-go side1 組で使う。[2]

◷目盛りの読み方

  1. 通り側が通り、止り側が止まれば合格[2]

✋使い方の手順

  1. ゲージと品物を洗油・ベンジン等で洗うか、きれいな布でよく拭く。ゲージのさび・傷・かえりを確認し、あれば油砥石で除く[2]
  2. ゲージに潤滑油を塗り、品物の切粉・ほこりを払ってから検査する(砂ぼこりは摩耗を早める)[2]
  3. まず通り側が通ることを確かめ、次に止り側が止まることを確かめる[2]
  4. 力は原則としてゲージの自重(はさみゲージは作動荷重)。小さいゲージは指先でつまむように持つ[2]
  5. ゲージと品物の軸心を合わせてはめる。合わないと食いついて抜けなくなることがある[2]

!よくある測定ミスと対策

無理に通す・叩いて抜く

なぜ傷・割れ・変形でゲージ機能を失う

対策食いついたら木やプラスチックのハンマーで軸心が合うよう軽く叩くか、リング側をわずかに温めて抜く[2]

加工直後・手で持ち続けた品物を検査する

なぜ熱膨張で判定が狂う。薄肉品は冷えて縮みプラグに焼きばめ状態になることがある

対策ゲージと品物の温度差を考える。ゲージ寸法は 20 ℃で決められている[2]

口元の打痕・かえり

なぜ判定を狂わせる

対策品物の口元を確認する[2]

運動中の品物を検査する

なぜ落下・破壊・飛散の危険

対策止まった状態で検査する[2]

✓手入れ・保管と点検・校正

手入れ・保管

点検・校正

テーラーの原理(通り側は全体形状、止り側は 1 点ずつ確認する考え方)は、OSG の資料に名称だけ出てくるが定義の一次資料は見つからなかった。

⇄関連する器具

📚出典

印のない内容は、別々の発行元の資料 2 つ以上で一致したものです。手順や注意は資料をもとにケズリバの言葉でまとめ、図はケズリバが描いたものです。精度の値は JIS の数表ではなく、メーカーの公表値です。

  1. 日本規格協会「JIS B 7420:1997 限界プレーンゲージ(書誌)」
  2. オーエスジー「技術資料 シリーズNo.2 ねじゲージ(2016年5月改訂版)」