角度・平面

精密定盤Surface plate

別名:石定盤、グラナイト定盤、鋳鉄定盤、グラプレート(ミツトヨ商品名)

精密定盤を使っているところのイラスト

≡規格・測定範囲・精度

規格
  • JIS B 7513:1992 精密定盤
  • ISO 8512-1:1990(鋳鉄)
  • ISO 8512-2:1990(花こう岩)
[1][2][3]
測定範囲
  • byMaker
    • 大菱計器 石製精密定盤 300×300 mm から 1500×1000 mm 以上
[6][4]資料1件・参考
最小表示量・目量
—公開資料で確認できず目盛を持たない基準器
精度(器差・最大許容誤差)
  • 等級 00 級・0 級・1 級(大菱計器の石製定盤)。ISO 8512 は 0・1・2・3 級
  • byMaker
    • 大菱計器 300×300 mm 平面度 00 級 2.0 µm、0 級 4.0 µm、1 級 8 µm
[6][2]

▦種類

石製(斑れい岩・花こう岩など)

硬く摩耗に強く、経年変化が少なく、さびない(大菱)。鋳鉄の 2 倍以上の硬さ(ミツトヨ)[4][5]

鋳鉄製

[2]資料1件・参考

◎各部の名称と役目

#名称英語役目
1定盤本体(使用面)・支持点(3 点)・補助支持点・調整ボルト・ロックナット・架台Plate, supports, levelling bolts, stand3 点で支えて水平を出す。[4]

✋使い方の手順

  1. 設置:安定した設置台に、左 2 点・右 1 点の 3 点支持で水平に置く。転倒防止に補助支持点を 2 か所使う[4]
  2. 水平調整:ロックナットをゆるめ、補助支持点を縮めて 3 点支持にし、水準器を左側支持点の中央、次に定盤中央に置いて調整ボルトで水平を出す。これを繰り返し、ロックナットを締めたら再確認する[4]
  3. 高精度検査用は、他と縁を切ったコンクリート台の上か、縁切りした床上の堅牢な架台に置く[4]
  4. 使用前に使用面と品物を清掃し、温度になじませる[4][7]
  5. 使用面は特定の場所ばかり使わず、全体を均等に使う[4]

!よくある測定ミスと対策

振動・温度変化の大きい場所に置く

なぜ

対策避ける[4]

無理な荷重・衝撃

なぜ

対策避ける[4]

✓手入れ・保管と点検・校正

手入れ・保管

点検・校正

⇄関連する器具

📚出典

印のない内容は、別々の発行元の資料 2 つ以上で一致したものです。手順や注意は資料をもとにケズリバの言葉でまとめ、図はケズリバが描いたものです。精度の値は JIS の数表ではなく、メーカーの公表値です。

  1. 日本規格協会「JIS B 7513:1992 精密定盤(書誌)」
  2. ISO「ISO 8512-1:1990 Surface plates — Part 1: Cast iron」
  3. ISO「ISO 8512-2:1990 Surface plates — Part 2: Granite」
  4. 大菱計器製作所「石製精密定盤 取扱説明書 BA201」
  5. ミツトヨ「精密石定盤(グラプレート)商品ページ」
  6. 大菱計器製作所「石製精密定盤 製品ページ」
  7. ミツトヨ「Check Points for Measuring Instruments(Catalog No. E12024)」
  8. 大菱計器製作所「水準器による真直度測定のやり方」