ケズリバ(kezuriba.net)/maintenance/drill-press/lubrication/ より印刷
ボール盤の給油・潤滑
給油する場所・油の種類と粘度(ISO VG)・交換の目安。給油の箇所・油種・周期、ベルトの張り、回転数は機種ごとに違う。ここにある値は公開されている取扱説明書の例で、手元の機械の取扱説明書が最優先。運転中は手袋を着けない(安衛則 第111条)
⛽給油する場所と油
| 場所 | 機械 | 油(例) | 間隔の目安 |
|---|---|---|---|
| ラックスリーブ(主軸スリーブ)のしゅう動部 | 卓上 | ギヤー油 工業用1種 ISO VG68(添加剤入り)ラックスリーブを全部出してから差す(キラ) | 1日1回(手差しで 4〜6 滴)[1][2][3](資料1件・参考) |
| 渦巻きスプリング・コラム外径・ラック部 | 卓上 | ギヤー油 工業用1種 ISO VG68(添加剤入り)キラの NSD-340・KID-420 の取扱説明書の指定。古い機種(KHD-6・KND-8 など)にはピニオンシャフト部・フィードダイヤルの給油もある(キラの給油箇所の表) | 1日1回(手差しで 4〜6 滴)[1][2][3](資料1件・参考) |
| その他のしゅう動部・回転部 | 卓上 | ギヤー油 工業用1種 ISO VG68(添加剤入り) | ときどき(手差しで 2〜3 滴)[1][2](資料1件・参考) |
| 自動送り付きの機種のグリース給油孔 | 共通 | 工業用グリース(キラの表では製品名で指定)キラの給油箇所の表では、自動送り付きの KRDG-340・KRDG-420P のグリース給油孔に工業用チューブグリース、タッピング盤 KRT-10 のクラッチ部に別のグリースを指定している | メーカーの指定[3](資料1件・参考) |
🛢油の種類と選び方
- ギヤー油 工業用1種 ISO VG68(添加剤入り)ISO VG68
- 主軸スリーブ・コラム・ラック・渦巻きスプリングなどのしゅう動部の潤滑 キラの給油箇所の表では「潤滑油 68[ギヤ油 1 種 2 号]」と表記している[1][3](資料1件・参考)
- ギヤ油 90(ギヤー油 3 種 2 号)
- 一部の旧機種(生産終了)のウォーム歯車・送りギヤー装置 キラの給油箇所の表による。機種ごとに取扱説明書で確かめる[3](資料1件・参考)
- 穴あけの切削油剤
- ドリルの冷却・潤滑。材料に合わせて選ぶ キラの切削条件の表では、炭素鋼は水溶性切削油か硫黄添加の油、合金鋼は水溶性、ステンレス鋼は不水溶性(鉱油・植物油)、鋳鉄は乾式(油なし)、アルミニウム合金は軽油を挙げている。マキタは金属の穴あけではドリルにマシン油などを付けるよう求めている。キラの取扱説明書は、切削油による火災を防ぐため不水溶性の切削油を使わないなど取扱いに注意し、木の床では特に火災に気をつけるよう求めている[4][5][1]
📚出典
印のない項目は、別々の発行元の資料 2 つ以上で一致したものです。数値・周期は機種ごとの指定が優先します。文はケズリバの言葉でまとめています。